PIANO 🎹  松井典子

 

相愛大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。

在学中よりソリストとして音楽ホールをはじめ病院や保育園等で演奏活動や自身も阪神淡路大震災の被災者としてチャリティーコンサート活動を行う。オペラアリアや歌曲伴奏にも携わり、卒業後も一流指揮者・演奏家らとの交流・共演を通じ、より演奏家としての技術・表現力を磨く。幾度となく海外に渡り研慎を積む中スペインの巨匠アリシア・デ・ラローチャにもその才能を高く評価される。

2001年、伊丹アイホールにてソロリサイタルを開催しピアニストとしてデビュー。

プログラム内容にこだわりあえて演劇ホールを舞台とし、斬新な演出と構成で大好評を博す。

翌年2002年「いたみホールイベント企画公募事業」の第1弾に独自が企画した『子供の情景~ピアノと絵本のよみきかせ』が選出される。音楽と物語を融合させた異分野とのコラボレーションを行う。

2009年からはクラシックコンサートとしては珍しい、0歳児から入場でき親子で楽しめる【音の絵コンサート】を企画・構成している。聴衆のリクエストがプログラムに反映されるとあり好評を得ている。クラシック音楽の枠にとらわれず、音楽本来の楽しさを自由に表現しようと意欲的に取り組んでいるその活躍は、新聞やラジオで大きく取り上げられる。

20173月、神戸市が支援する「アートベンチャー事業」に独自の企画が選出され、シーサイドホテル舞子ビラ神戸(あじさいホール)にて【音の絵コンサート】を行う。初のお芝居仕立ての絵本のよみきかせは大盛況を博す。音楽の楽しさや面白さを体感してもらえるように、企画・構成・演出に至るまで常に会場全体が一体となれるステージを大切に挑戦し続けている。

現在は後進の指導にあたるほか、ソロ・アンサンブル演奏、地域・福祉事業活動として子育てプラザや保育園・イベント会場において【ピアノ演奏付き絵本のよみきかせ】を行うなど、関西を中心に多方面で活動を展開している。

また、“音楽を楽しむ心と丈夫な体づくり”と題し、食育健康アドバイザーの視点からこどもたちのよりよい成長を応援し親子の絆を深める活動にも力を注いでいる。